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上野委員長が示唆、萩野はリレー含め世界選手権8種目

2013年4月15日(月曜日)10時27分 配信

競泳の世界選手権選考会を兼ねた日本選手権・第4日が14日、新潟・長岡のダイエープロビスフェニックスプールで行われ、男子200メートル背泳ぎは、入江陵介(イトマン東進)が1分55秒50で優勝した。5種目を制覇している萩野公介(東洋大)は1分56秒11で2位に終わり、6冠はならなかった。日本水泳連盟の上野広治・競泳委員長は、7月の世界選手権では萩野に「リレーを含めて8種目出てもらうかも」と示唆し、「初めての試みに挑戦してもらいたい」とエールを送った。

以下、上野委員長のコメント。

「五輪が終わった1年目で、収穫と課題が見つかったので良かったと思う。収穫は萩野(公介)の5冠、瀬戸(大也)や山口(観弘)ら若い選手の台頭。その一方でなかなか派遣標準記録を突破する選手がいなかったことが課題のひとつだと思う。派遣標準記録は五輪の成績を見て設定しているので、終わって1年目の段階でそれをクリアするのはなかなか難しいが、新しい選手がなかなか超えられなかった。15日のメンバー発表では当然、明確な基準を設けて選考する。本番でメダルを取るために、五輪のメダリストには内定を与えているから、決まっていた選手についてはラストスパートで仕上げてもらいたいと思う。所属チーム単位での強化は当然あるだろうが、ナショナルチームでもまとまって強化したい。

萩野については、200メートル背泳ぎ(のタイム)はもっといくと思う。そのほかの種目はレベルが非常に高かった。これから十分強化する時間を費やしたいと思う。期待値は一番高い。リレーを含めて8種目ぐらい出てもらうかもしれない。初めての試みに挑戦してもらいたいと思う。あとは15日のメンバー発表を楽しみにしてもらいたい」

スポーツナビより

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