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山口、北島不在の200平で優勝「世界新を出したときよりうれしい」

2013年4月15日(月曜日)10時25分 配信

競泳の世界選手権選考会を兼ねた日本選手権・第4日が14日、新潟・長岡のダイエープロビスフェニックスプールで行われ、男子200メートル平泳ぎ決勝は、世界記録保持者の山口観弘(志布志DC)が2分09秒31で優勝した。2位に2秒近い差をつける圧勝だった。山口は派遣標準記録を切り、世界選手権代表に内定した。北島康介(アクエリアス)は出場していない。

以下は、決勝後の山口のコメント

「昨日代表漏れした夢を見て起きたけど、今日自分の力で派遣記録を突破して内定を決めたので良かった。平井先生には、『自分との勝負だから慌てないように行け』と言われて、落ち着いてレースに臨めた。最近の中では一番いいレースができたし、今年に入って一番自分を信じて泳ぐことができた。

現在の状態は世界新を出したときの6割くらいの状態だが、それでもいいレースができたと思う。周りのことを考えず、自分のレースをすることに集中できたし、世界新を出したときよりも今日勝ててうれしかった。ホッとしました。バルセロナでは200メートルで金メダルを目標に頑張る。

(同年代の萩野公介について)萩野カップというくらい、今大会は彼の強さが際立った。ボロボロにやられた気分。(北島康介について)もし康介さんと一緒に代表に入れたら、ずっとあこがれの存在だったし、すごくうれしい。康介さんと一緒に日本を背負って、日本の平泳ぎの強さを見せたい。

今回のタイムには納得していない。周りは世界記録を期待していたと思うが、なかなか出るものではない。これまでで一番つらい日本選手権だったが、たくさんの人にサポートしてもらえてすごく感謝している。世界選手権で自己ベストを狙いたい」

スポーツナビより

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