2013年4月14日(日曜日)09時07分 配信
水泳の日本選手権は13日、新潟県長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで第3日が行われ、萩野公介(東洋大)が史上初の大会5冠を達成した。
萩野は初日に400メートル個人メドレー、2日目には100メートル背泳ぎと400メートル自由形で優勝。すでに今大会3冠で迎えたこの日は、男子400メートル自由形と同200メートル個人メドレーをさらに制覇。200メートル個人メドレーでは、1分55秒74の日本新を記録した。
日本選手権でこれまで、1大会での複数種目優勝は、02年の萩原智子、04、05年の松田丈志の2人が達成した4種目が最多だった。
また、萩野は出場した全種目で、今夏の世界選手権(バルセロナ)派遣標準記録を突破。ロンドン五輪でのメダル獲得によって内定していた400メートル個人メドレーに加えて、4種目の出場権を獲得した。
めざましい活躍を見せる荻野は「ようやく、世界と戦えるようになったかなと思います。目標は、400メートル個人メドレー、最後の自由形で、世界のトップの選手と競り合えること」とさらなる進化を目指す。
デイリースポーツより