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【JAPAN SWIM 2013】第2日目決勝結果

2013年4月13日(土曜日)09時51分 配信

競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」オフィシャルブログ

tobiuojapan.org/

2013年4月12日

 

第89回日本選手権の第2日目が終了しました!

本日も素晴らしいレースが目白押し。

女子100m背泳ぎでは寺川綾選手が58秒84の好記録で優勝!前半はベストラップを刻み、ロンドン五輪決勝で樹立した日本新まであと0秒01と迫りました。

寺川選手のコメント
「あーあ。という感じ。日本新を狙っていたので、出せないコンディションではなかったので、0秒01で切れないよりは切れたほうが良かった。比較的落ち着いて泳げたし、課題としていたターンや浮き上がりはうまく行ったほうだと思う。泳ぎも伸び伸びできたが、前半を予選と同じような感覚でこのタイムで来たかい。最後の10〜15mでスパートをかける余力を持てるようにトレーニングしたい。58秒8だとまたメダルを獲れるか獲れないかの争いになるので、58秒台半ばから前半で行けるように夏に向けてトレーニングして行きたい。」

そして今大会絶好調の萩野公介選手(東洋大)はここまで3冠を達成!男子200m自由形では松田丈志選手(コスモス薬品)、男子100m背泳ぎでは入江陵介選手(イトマン東進)という各種目の第一人者を退け、今大会ここまで無傷の3冠です。どのレースでも素晴らしいレースを見せ、明日以降の3種目を合わせた6冠も現実味を帯びてきました!

萩野選手のコメント
「いいレースが出来て、自己ベストが出てホッとした。背泳ぎに関しては、前半を(入江選手と)一緒くらいで入れればと思っていた。ターンが流れてしまったが、バサロで離すことができて、ラストは冷や冷やしたが何とか勝つことが出来た。スタートがうまく行って、その差があったから勝てたと思う。(松田選手と入江選手に勝利したことについて)2人とも本調子ではないし、勝てたのはたまたまだと思ってまたしっかりトレーニングしたい。」

松田選手のコメント
「自分のタイムも悪くないが、萩野選手が速かった。(萩野選手を)見ながら泳いでいた。前半一緒にいって、後半勝負と思っていたが相手が強かった。前半から突っ込むほど、まだ自分の状態が上がっていないのでそういうレースプランになった。この種目に関しては萩野選手が引っ張ってくれているし、リレーは世界水泳でいいレースが出来ればと思う。自分はメインである明日の200mバタフライで頑張りたい。」

入江選手のコメント
「悔しいことは悔しいが、悪いところはわかっている。まだ泳ぎが噛み合っていないところもあるので、夏に備えてしっかりやっていきたい。(萩野選手の存在は)競り合って行く人がいない限り、上には行けない。お互い世界の舞台で競り合えるように高め合える存在になれれば。最終日の200mではまた対決もあるので、しっかり泳ぎたい。」

女子50m平泳ぎでは、鈴木聡美選手(ミキハウス山梨)が昨日に続きメダリストの意地を見せ優勝。200mが得意な金藤理絵選手(Jaked)が2位に入り、明後日の200m平泳ぎでの戦いも楽しみになってきました。男子50m平泳ぎは、昨日B決勝で最速タイムを叩き出し、悔しい思いをした崎本浩成選手(コナミ)が予選と同タイムの27秒58で見事優勝!

女子400m個人メドレーでは、持ち味の前半から積極的に行った大塚美優選手(日本体育大)が逃げ切り、日本記録には届きませんでしたが派遣標準記録を突破しての優勝です。高橋美帆選手(日本体育大)が2位、清水咲子選手(日本体育大)が3位に入り、日本体育大がこの種目の表彰台を独占しました。

大塚選手のコメント
「悔しいのひとこと。派遣標準記録が切れてホッとしているが、ここで日本新を出したかったので残念。200mまでは感覚よかったが、後半うまくいかなかった。レースプランは300mまでは世界と戦えるくらいでまわって、ラストは踏ん張るというもの。練習中にもまだ自分の弱さが出てしまうことがあるので、世界の上位になんとか喰らいつけるようにしっかりトレーニングしたい。」

女子200m自由形では、昨日の400m自由形を制した五十嵐千尋選手(横浜サクラ)がラストの追い込みを見せ日本記録保持者・上田春佳選手(キッコーマン)を破って優勝。記録的には納得いかないようですが、高校生の新鋭が見事2冠を達成してくれました。男子1500m自由形は平井彬嗣選手(柏洋・柏)が前半から積極的なレース展開で引っ張り、15分00秒66の自己ベストで初優勝!

平井選手のコメント
「悔しいです。でもこれが今の自分の実力だと素直に受け入れ、明日からのレースも頑張りたい。冬場、森コーチについて行って死ぬほどキツいトレーニングをしてきた。まだまだ世界と戦うには足りない部分が多いが、そろそろ国内から出て世界で戦えるようになって行きたい。」

【本日の優勝者】
男子1500m自由形
平井彬嗣(柏洋・柏) 15:00.66

女子50m平泳ぎ
鈴木聡美(ミキハウス山梨)

男子50m平泳ぎ
崎本浩成(コナミ) 27.58

女子400m個人メドレー
大塚美優(日本体育大) 4:37.53

女子200m自由形
五十嵐千尋(横浜サクラ) 1:59.50

男子200m自由形
萩野公介(東洋大) 1:46.28

女子100m背泳ぎ
寺川綾(ミズノ) 58.84

男子100m背泳ぎ
萩野公介(東洋大) 53.10

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