2013年4月10日(水曜日)19時08分 配信
今春に大学に進学した萩野公介(東洋大)、山口観弘=あきひろ=(志布志DC)、瀬戸大也(JSS毛呂山)の18歳トリオ。11日に開幕する競泳日本選手権の第1日から、男子400メートル個人メドレーで萩野と瀬戸がいきなり対決する。
ロンドン五輪で銅メダルを獲得した萩野は前日練習で水の感触を確かめ「わくわくしている。目標は4分6秒台。あわよくば5秒台も出せる」。自身の日本記録(4分8秒94)の大幅更新を視野に入れる。
今回は自由形、背泳ぎも含めた6種目に出場。タフな4日間となるが、フェルプスやロクテ(ともに米国)にあこがれてきたとあって「そういう日本人選手がこれまでいなかったのが不思議なくらい」。競泳界の新旗手としての自覚も十分だ。
瀬戸も昨年秋以降、短水路世界選手権で優勝するなど快進撃を重ねてきた。「苦手種目の背泳ぎも磨いてきた。前半から積極的にいって、後半どれだけ粘れるか」と萩野に対抗心を燃やす。
男子200メートル平泳ぎの世界記録保持者、山口も第1日から100メートルのレースに登場する。「(北島)康介さんと戦えるのが楽しみ。自信? 言いにくいですけど…勝ちます」と宣言。2016年リオデジャネイロ五輪に向けた好スタートを切れるか期待が高まる。
産経新聞より