2013年4月8日(月曜日)09時52分 配信
洋大に入学した競泳の男子200メートル平泳ぎ世界記録保持者の山口観弘(18)と、ロンドン五輪男子400メートル個人メドレー銅メダリストの萩野公介(18)が7日、都内の東洋大総合スポーツセンターで練習を公開した。この日の練習には、同部の平井伯昌監督(49)に師事する男子平泳ぎの北島康介(30)=日本コカ・コーラ=や、女子背泳ぎの寺川綾(28)=ミズノ=ら“チーム平井”が集結。豪華メンバーが顔をそろえた。
さらなる高みを目指す、新たなスタートだ。入学式後初の練習を終えた山口は「ここから4年間はここのプールがホームになるんで、意識の高い先輩、仲間とともに自分の意識も高めていきたい」と、目を輝かせた。
16年のリオデジャネイロ五輪で金メダルを狙う山口と萩野。練習には東洋大水泳部の監督に就任した平井元代表コーチに師事する北島、寺川らロンドン五輪のメダリストたちも参加するだけに、得るものは多い。
大学デビュー戦は、今夏の世界選手権(バルセロナ)の選考会も兼ねた日本選手権(11~14日・長岡)となる。6種目に出場する萩野は、初日の400メートル個人メドレーで「4分6秒台は出したい」と自身の日本記録超えを狙う。平井監督も「5種目ぐらいは勝つかもしれない」と予想する。同監督が少しずつ調子を上げてきたと評する山口は「世界新を出した時の泳ぎを取り戻したい」と意気込んだ。
デイリースポーツより