2013年1月9日(水曜日)08時57分 配信
スポーツ大会で優秀な成績を収めた高校生に贈られる第五十四回「県高校スポーツ賞」(県高体連など主催)の選考会が八日、宇都宮市内で開かれた。新設された大賞には、ロンドン五輪の競泳男子400メートル個人メドレーで銅メダルに輝いた萩野公介選手が選ばれた。
大賞は国際大会で活躍した選手をたたえようと、今回から設けられた。萩野選手は作新学院高三年。競泳男子で日本の高校生がメダルを獲得するのは五十六年ぶりだった。
チームに贈られるスポーツ賞は、全国高校ライフル射撃競技選手権大会・男子団体エアライフルで優勝した真岡北陵高ライフル射撃部が受賞。奨励賞は、いずれも定時制通信制の全国大会で優勝した真岡高卓球部と、バドミントン女子団体県選抜チームに決まった。
個人が対象の優秀選手賞は、高校総体の柔道男子60キロ級で優勝した田中崇晃選手(白鴎大学足利高)ら六人を選出。このほか、指導者に贈る優秀監督賞に九人を、特別功労賞に三人を選んだ。
表彰式は二十八日午後一時から、宇都宮市中戸祭一のスポーツ会館で開かれる。
東京新聞より