2012年11月24日(土曜日)11時36分 配信
ロンドン五輪の競泳男子400メートルと1500メートル自由形王者、孫楊(20、中国)は中国の水泳競技管理センターと手を切り、自身で代理人を選びたいとの考えを示した。
孫楊はロンドン五輪で中国の男子競泳界初の金メダリストとなり、国内での知名度が急上昇。男子バスケットボールの姚明、女子テニスの李娜、陸上男子110メートル障害の劉翔らに次ぐ人気アスリートとなり、来年の広告収入は2000万ドル(約16億5000万円)に上るとも予想されている。
孫楊は地元メディアに対して「我々は国家に所属し、管理センターの監督下でしか行動できない。それを変えたいと思っているが、難しいと思う」とコメント。自身専用の広告代理店を持ちたいとの思いを語った。
一方、中国国営の水泳競技管理センターは「我々のシステムなしに、孫楊はこれまでの成功を収めることはできなかった。我々以上のものを提供できる代理人は存在しない」と警告を発した。
ロイターより