2012年11月19日(月曜日)17時29分 配信
19日、2012年最も輝いた男性たちに贈られる「GQ Men of Year 2012」表彰式が都内にて行われ、俳優の織田裕二、ロンドン五輪競泳日本代表の北島康介選手、芸人の有吉弘行らが受賞した。
一番最初に名前を呼び上げられた織田は、ブラックスーツに身を包み颯爽とステージに登場。「デビュー25週年節目の年にこのような賞をいただけて光栄です。来年からはゼロからのスタートのつもりで、またいつかもう一度この賞をいただけるように頑張って行きたいと思います」とスピーチした。さらに北島康介選手は「オリンピックは個人としてはあまりよくなかったですけど、チームとしてメダルを取れたことでこのような賞をいただけたと思います。また来年に向けて頑張っていきたいと思います」と喜びを語った。
一方、やや緊張の面持ちで登場した有吉は「なんだか申し訳ありません。完全なる場違いですが、あだ名と毒舌で賞をもらえるとは思っていませんでしたので、ありがとうございます。光栄です」と恐縮しきりの様子でスピーチした。
◆「2020年の東京オリンピックに出たい」発言にどよめき
また、受賞者がステージ上に一同に並んだ場面で「この賞がどれくらいのものか正直よくわかってないですけど、隣に織田裕二さんがいるのはとてつもないことなんだろうなと思っています」と苦笑いをした有吉。「今年はただ色々テレビに出てただだけなんですけど、『才能がないのに芸能界ででかい顔をしてる奴』になりたいので、その一歩の滑り出しとしては上々かな、と思っています」と彼らしい毒舌を炸裂させた。
一方、北島選手は「5歳から水泳を始めて今年で25年。こんなに長く続けられるとは思ってなかったです。改めて水泳が大好きな一年になりました。この先どうなるかわからないけど、周りの応援を力に変えていきたい」とコメント。さらに「2020年の東京オリンピックに出たいと思ってます」という発言に会場がどよめくと「嘘です」と笑顔で続け、「現役を長く続けたいという気持ちはあるんですが、今は子どもたちに水泳を広めていきたいと思っています」と当面の目標を明かした。
「GQ Men of Year 2012」は、アメリカで1994年にスタートして以来、イギリス、ドイツ、インド、中国、韓国など世界13ヵ国(2011年実績)で展開するインターナショナルなアワード。日本では今年で7回目を迎え、生き方、仕事、スタイルにおいて雑誌「GQ JAPAN」読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈られる。この3名のほか、写真家の篠山紀信、音楽クリエイターのヒャダイン/前山田健一、スタートトゥデイ代表取締役の前澤友作、ロンドン五輪ボクシング代表の村田諒太ら計7名が受賞した。(モデルプレス)
■「GQ Men of Year 2012」受賞者(50音順)
有吉弘行(芸人)
織田裕二(俳優)
北島康介(ロンドン五輪競泳日本代表・銀メダリスト)
篠山紀信(写真家)
ヒャダイン/前山田健一(音楽クリエイター)
前澤友作(株式会社スタートトゥデイ代表取締役)
村田諒太(ロンドン五輪ボクシング代表・ミドル級金メダリスト)
モデルプレスより