2012年11月12日(月曜日)10時00分 配信
25メートルプールで争われる競泳の世界短水路選手権(12月12~16日、トルコ)に出場する日本代表が11日、東京都北区の国立スポーツ科学センターで強化合宿を公開し、2016年リオネジャネイロ五輪まで代表ヘッドコーチの続投が決まった平井伯昌ヘッドコーチは「リオに向けてどう戦えばいいかを考える最初の遠征。金を狙っていく」と意気込みを語った。
平井コーチは日本勢の得意種目に平泳ぎと個人メドレー、苦手種目に自由形短距離を挙げ、今後、重点強化する方向性を示した。男子200メートル平泳ぎで長水路(50メートルプール)の世界記録を持つ山口観弘(志布志DC)の現在のテーマは「体を締めること」。水中と陸上で筋力アップに力を注ぐ。ロンドン五輪男子400メートル個人メドレー銅メダリストの萩野公介(御幸ケ原SS)は「長水路でも楽に泳げるバタフライと平泳ぎをつくりたい」と課題を挙げた。
産経新聞より