2012年11月7日(水曜日)09時20分 配信
芸能人やスポーツ選手らが開発にかかわったり愛用したりする製品が、マーケティング効果を生んでいる。アジア経済新聞が伝えた。
ピアニストのイルマが自身の経験を基に製品のコンセプトを提案し、2009年に発売されたウエットティッシュは、今年第3四半期(6~9月)だけで100億ウォン(約7億3,000万円)以上を売り上げた。会社側は、イルマの社会貢献活動や演奏会でのイメージが好感を与えているとみている。英国のデパートなどから引き合いもあるようだ。
アクセサリーブランドのJ.ESTINAは、フィギュアスケーターの金妍兒が着用することで知られる。大会などで着けていたアクセサリーはすぐに完売するほどの人気ぶりという。
競泳選手の朴泰桓は海外ヘッドホンブランドのドクター・ドレーを愛用している。朴選手が着用して大会に登場するようになってから数年たった今も、安定した売上高を計上している。高額で決して需要が多い製品ではないが、朴選手のおかげでマーケティング効果が生まれていると業界は分析する。
専門家は「有名人や芸能人と同じ製品を使えば自分もそのようになれるかもしれないという心理が、消費行動を起こさせる」と説明した。
NNA より