2012年10月15日(月曜日)09時52分 配信
「JSCA全国ブロック対抗戦記録大会」(13日、相模原市立総合水泳場)
競泳男子平泳ぎ200メートルの世界記録保持者・山口観弘(18)=鹿児島・志布志DC=が9月15日の岐阜国体で新記録樹立後、同種目の初レースに臨んだが、2分7秒01の世界記録を5秒以上も下回る2分12秒18に終わった。それでも大会新で優勝した山口は、オフ期間中に歌手・長渕剛(56)との“鹿児島出身ビッグ対談”を地元で敢行したと明かした。
長渕は9月22‐23日に鹿児島で公演。山口は「初めて長渕さんのライブに行った。楽屋に呼ばれて『おめでとう』と言われた。楽しかった」と感無量。この日の結果には「予想より遅かった。今後に向けて悪い結果で良かった」とポジティブ思考。「コーチに『これからが本当の戦い』と言われた。世界新のプライドで、来年はタイムより勝負にこだわる」と“長渕魂”で飛躍を誓った。
次戦は短水路のW杯東京大会(11月6‐7日)だが、世界最速の18歳は「来週火曜からの中間テストが大きなヤマ場」と笑わせ「ディズニーランドに行かず、ホテルで勉強してました」と高校生らしい素顔ものぞかせた。
デイリースポーツより