2012年9月13日(木曜日)09時09分 配信
ロンドン五輪の競泳女子200メートルバタフライで銅メダルを獲得した早大4年生の星奈津美(スウィン大教)が12日、大学でのメダル報告会に出席し、来春の卒業後は大学院進学も検討していることを明らかにした。
星は現在のクラブを練習拠点に2016年リオデジャネイロ五輪を目指す意向。就職する企業を探していたが、これまでの自身の成長を題材にした卒業論文に取り掛かる中で大学院も選択肢に加わったそうで「前向きに考えてみたい」と話した。
早大によると、女子で在学中にメダルを獲得した生徒は初めて。鎌田薫総長に銅メダルを報告した星は「次は金メダルを目指したい」と意欲を口にした。
卒業論文は「自分の今後に役立てばいい。水泳界に貢献するものになれば意味がある」と大幅に記録を伸ばした4月の代表選考会までの自身の取り組みを客観的に分析してまとめる予定。大学院で五輪までを仕上げる計画だ。