2012年9月5日(水曜日)16時00分 配信
「ToBiO(トビオ)」の愛称で親しまれている「古橋広之進記念浜松市総合水泳場」(同市西区篠原町)の有料入場者が4日、09年2月のオープンから3年半で50万人を突破した。市によると計画より2年半早い達成という。
50万人目となったのは同区雄踏、主婦、高橋美香さん(38)と次女(4)、三女(2)の一家。花束やぬいぐるみ、プールの招待券などの記念品を贈られ、「びっくりしました」と笑顔を見せた。
同プールは戦後復興期のヒーローで「フジヤマのトビウオ」の異名をとった同市(旧雄踏町)出身の世界的スイマー、古橋広之進さん(09年8月死去)を顕彰して建てられた。
国際公認のメーンプールがあり、オープン直後の09年4月には競泳日本選手権を開催。昨年は世界選手権の代表選考を兼ねた日本選手権の会場(東京辰巳国際水泳場)が東日本大震災で被害を受けて使えなくなり、代替の選考会も開かれた。
朝日新聞より