2012年8月23日(木曜日)09時07分 配信
スポーツ報知より
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競泳男子100メートル背泳ぎの2009年世界選手権金メダリスト、古賀淳也(25)=第一三共=が10月から米ミシガン州のミシガン大を練習拠点に16年リオデジャネイロ五輪を目指すことが22日、分かった。都内で行われた上月スポーツ賞表彰式に出席後、「4年間、向こうにいようと思っている。絶対に帰ってこられないようにしている」と強い覚悟を見せた。
古賀は4月の日本選手権で100メートル2位となりながら、日本水連の定めた五輪の派遣標準記録に届かず、ロンドン出場を逃した。直後、「自暴自棄になる気持ちをぶつけた」と現役続行を決意し、米国行きを計画。6月末からは40日間、語学学校に通うなど留学の準備を進めてきた。ミシガン大では社会人チームに所属し、元五輪王者のゲーリー・ホール・ジュニア(米国)らを指導したマイク・ボトム氏に師事する予定。正式な所属は9月に決定する見通しだ。米国滞在中に五輪をテレビ観戦し、刺激を受けたという古賀は「(競泳は)金がない。(4年後に)金を絶対に取れれば」と語気を強めた。
◆古賀 淳也(こが・じゅんや)1987年7月19日、埼玉県生まれ。25歳。中学3年で全中100メートル背泳ぎ優勝。06年アジア大会50メートル背泳ぎ優勝。09年世界水泳50メートル銀、100メートル金。10年アジア大会は50メートル金、100メートル銀。男子50メートル背泳ぎ日本記録保持者。181センチ、74キロ。