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ロンドン五輪:朴泰桓の銀メダルは「偽物」だった!?

2012年8月21日(火曜日)09時40分 配信

朝鮮日報日本語版 より

朴泰桓(パク・テファン)が受け取ったロンドン五輪の銀メダルは「偽物」だった。
 朴泰桓は先月31日、英国ロンドンのオリンピックパーク・アクアティクス・センターで行われたロンドン五輪競泳男子200メートル自由形決勝で、孫楊=中国=と同タイムの1分44秒93でゴールし、2人とも銀メダルを手にした。授賞式に出席した朴泰桓は、孫楊と同じ「銀メダル」を首にかけていた。ところがこのとき、朴泰桓が受け取ったメダルは偽物だったことが分かった。
 大韓体育会の関係者は20日「国際オリンピック委員会(IOC)は授賞式の2日後、朴泰桓に対し、授賞式で授与したメダルは偽のメダルだから本物のメダルに変えていくよう通告、チームマネージャーが本物のメダルに変えてきた」と語った。IOCはメダル紛失や万が一の事態に備え「フェイク(偽物の)メダル」を用意しているが、朴泰桓が受け取ったのがそれだったという。
 朴泰桓が授賞式のときに受け取った「偽の銀メダル」は重さ・色・形も本物と同じだという。朴泰桓も本物のメダルだと思って口にくわえるポーズを取り、その場にいた韓国人記者たちにも触らせていた。
 IOCが授賞式で国旗掲揚をするとき、太極旗(韓国国旗)を五星紅旗(中国国旗)の上に掲揚したのも、朴泰桓に偽のメダルを渡したことを申し訳なく思ったことから取った措置だったことが分かった。
 一方、射撃2冠王の秦鍾午(チン・ジョンオ)は二つ目の金メダルを新しい物と取り換える「リコール・サービス」を受けたという。秦鍾午が射撃男子50メートルピストルで獲得した金メダルはひどく傷付いていたため、本人が五輪組織委員会を訪れ「きちんとしたメダルに変えてほしい」と言ったところ、組織委が新しい金メダルと交換したとのことだ。

そんなこともあるんですね。

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