2012年8月16日(木曜日)17時36分 配信
ロンドン五輪で競泳男子200メートルバタフライ銅メダルを獲得した松田丈志選手(コスモス薬品)が16日、出身地で現在も練習拠点を置く宮崎県延岡市に五輪後初めて帰郷した。競泳陣の主将を務め、男子400メートルメドレーリレーでは銀メダルを獲得したヒーローの凱旋を、多くの市民が大歓声と拍手で迎えた。
松田選手は、久世由美子コーチとともに昼前に延岡駅に到着。雨の中、数百人が集まり、万歳三唱で活躍をたたえた。その後は、市役所までの約2キロを自衛隊の車両でパレード。市役所では首藤正治市長が出迎え、松田選手に市民栄誉賞特別賞と功労金100万円を贈った。
パレード後に会見した松田選手は、「(地元に)やっと帰って来られた」とほっとした様子。今後の競技活動については「ゆっくりして、冷静になって考えていきたい」と話した。