2012年8月13日(月曜日)17時03分 配信
ロンドン五輪で史上最多38個のメダルを獲得した日本からは、4年後のリオデジャネイロ五輪でさらなる飛躍が期待される新星も数多く誕生した。ロンドンからリオへ-。ホープたちは気持ちを新たに次の4年へ歩みを進める。
卓球界悲願の女子団体銀メダルに貢献し、個人でも4位とメダルにあと一歩だった19歳の石川佳純は4年後に向け、「フィジカルもスピードも鍛えたい」とさらなる成長を誓った。
ワールドカップ(W杯)に続く優勝を逃し、惜しくも銀メダルのサッカー女子「なでしこジャパン」では、決勝の米国戦で絶好機に同点ゴールを外したチーム最年少の岩渕真奈(19)は「まだまだ下手くそ。次に生かさなきゃいけない」と悔しさを成長の糧にする。
競泳最初のメダルは、400メートル個人メドレーで銅の萩野公介(17)だった。競泳の男子高校生として56年ぶりのメダル獲得で、「日本に勢いを与えられるように言い聞かせてレースに臨んだ。メダルという最高の形でバトンを渡すことができた」と達成感を口にした。
エース内村航平に引っ張ってもらった体操団体銀メダルの加藤凌平(18)は「初めての世界の舞台でのびのびと演技できた結果なので、とてもうれしい」とコメントした。リオのエース候補だ。
陸上では、16歳の土井杏南が女子400メートルリレーに出場した。陸上の戦後最年少で五輪を経験した高校2年生は「もっともっと速く走りたい。これからが勝負」と意気込んだ。
父の母国で初五輪を経験した男子やり投げ10位のディーン元気(20)は「次の五輪で絶対に金メダルを取りたい」と宣言した。
4年後リオに期待に期待が膨らむ。