2012年8月13日(月曜日)09時56分 配信
ロンドン五輪は12日、閉会式を行い、17日間にわたり熱戦が繰り広げられた大会に幕が下ろされた。
8万人の大観衆で満員となった五輪スタジアムでは、カウントダウンの後、現地時間午後9時に英国会議事堂の大時計「ビッグベン」の鐘が鳴らされ、閉会式が開演。大観覧車「ロンドン・アイ」やタワー・ブリッジなど、ロンドンの観光名所のレプリカを使用したセットが組まれ、英国音楽の過去50年間を振り返る内容となった。
開会式に続き、閉会式でも吉田沙保里が日本選手団の旗手を務めた。吉田は今大会、レスリング女子55キロ級で3連覇を達成。レスリング女子63キロ級で3連覇を果たした伊調馨らとともに、笑顔で入場した。
今大会では、競泳男子のマイケル・フェルプス(米国)が五輪での通算メダル獲得数を歴代最多の22に伸ばした。また、陸上男子のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が100メートル、200メートル、400メートルリレーで2大会連続の3冠を達成するなど、数々の名場面も見られた。
国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は「選手たちによって(新たな)歴史が刻まれた。素晴らしい五輪だった」とコメント。英国のキャメロン首相もツイッターに「英国は結果を出した。われわれの真価を世界に証明した」とのメッセージを掲載した。
終わってしまうと寂しいですね。また4年後が楽しみです!