2012年8月10日(金曜日)09時26分 配信
前回北京から正式種目となったオープンウオーター・スイミングで、女子の貴田裕美(27=ALSOK群馬)は、1時間58分59秒1の記録で13位だった。前半から先頭集団につき、5キロを3番手で通過。一時はメダルの期待もかかったが、中盤以降は伸びず、順位を下げた。
レース直後、晴れやかな表情で「3周目終わってから上げようという作戦だった。そこでスッと上げたが、ラスト3・5キロから一気に(ペースが)上がった。世界は最後が強い」。10年のパンパシフィック選手権で同種目に初挑戦した。気温17度の寒さに震え上がり、大惨敗。レース後はショックのあまり号泣した。あれから2年、世界で8位入賞が狙える位置まで成長。「来年は世界選手権があるので、もっといい順位を残したい」。笑顔で大会を終えた。
エバ・リストフ(ハンガリー)が1時間57分38秒2で優勝した。
男子の平井選手の活躍にも期待です。