2012年8月10日(金曜日)09時20分 配信
ロンドン五輪の女子高飛び込みが9日(現地時間)に行われ、中川真依(金沢学院大院)は決勝進出を逃した。予選を8位で通過した中川は、準決勝の1回目で失敗。49.00にとどまると、4本目まで苦戦が続いた。最後の5本目に本来の演技を見せたものの、合計260.05で準決勝敗退となった。
中川選手のコメント。
「1本目からああいう演技になってしまって、硬くなってしまったかなと思います。悔しい思いはあるんですが、4年前からオリンピックを目指して、たくさんの方々から応援していただいたので申し訳ないのですが、自分の中ではやりきったと思いますし、またこの舞台で戦うことができてうれしかったです。
1本目は台に足をぶつけてしまって、それで焦ってしまったかなと思います。最後の5本目は絶対に決めてやろうという気持ちで飛びました。4本目までは全然自分の演技ができなかったので、最後に1本いい演技を見せたいと思っていました。
もう1回、この場所で挑戦できたことはうれしかったです。気持ちもポジティブでしたし、集中もできていたんですが、やっぱり勝負の世界は難しい。
この4年を振り返ると、思い出すのはやっぱり去年1年の挫折です。すごくつらかったのですが、もう1回この舞台に立てたのは去年の経験があったからだと思います。今後は、まずは国体を目指して頑張ります」
日本代表が1名だった今大会。次回のリオは男子も含めての代表がまずは必要になるだろう。