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シンクロデュエット日本5位

2012年8月8日(水曜日)09時09分 配信

シンクロナイズドスイミングは7日、デュエットのフリールーティン(FR)決勝が行われ、乾友紀子、小林千紗組(井村シンクロク)は93.540点でテクニカルルーティン(TR)と合わせて計186.740点で5位だった。日本がデュエットでメダルを逃すのは、同種目が実施されなかった1996年アトランタ五輪を除き、シンクロが採用された84年ロサンゼルス五輪以降初めて。
ナタリア・イーシェンコ、スベトラーナ・ロマシナ組が計197.100点で優勝し、ロシアのペアが4連覇。 

1位 ロシア 98.900
2位 スペイン 96.900
3位 中国 96.770
4位 カナダ 94.620
5位 日本 93.540
6位 ウクライナ 92.670
7位 イタリア 90.720
8位 ギリシャ 89.360
9位 英国 89.170
10位 フランス 88.560
11位 米国 87.770
12位 韓国 87.250

電光掲示板を険しい表情で見つめた。予選のFRより0・340点上がったが、表彰台には6点以上の大差。「これまでの歴史からすると悔しいけど、これが私たちの現実と受け止めないといけない」。小林は言葉を絞り出した。
ブルガリア民謡に和太鼓集団「鼓童」の曲を挿入し、演技を構成。前日6日の映像をビデオで分析し、この日は前半から全開で飛ばした。水面から精いっぱい足を伸ばし、力を使った。だが、上位に食い込むほどの点数は出なかった。
五輪正式種目となった1984年ロサンゼルス大会以降全7大会でメダルを獲得。前回大会はデュエット3位で連続記録を死守したが、トップとの差が開く今回はチームのメダルも絶望的だ。花牟礼雅美ヘッドコーチ(49)は「私たちも大急ぎで追いかけないと」と語気を強めた。

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