2012年8月7日(火曜日)09時26分 配信
シンクロナイズドスイミングは6日、デュエットのフリールーティン(FR)予選が行われ、乾友紀子、小林千紗組(井村シンクロク)は93.200点で前日のTRと合わせて計186.400点の5位でFR決勝に進んだ。
ナタリア・イーシェンコ、スベトラーナ・ロマシナ組(ロシア)が計196.800点でトップ、中国組が2位、スペイン組が3位で予選を通過。7日のFR決勝には12組が進み、TRとの合計得点で順位が決まる。
日本が一度もメダルを逃したことがないデュエットで予選のフリールーティン(FR)を行い、乾友紀子、小林千紗組(井村シンクロク)は93・200点をマーク。
5日のテクニカルルーティン(TR)との合計186・400点で8組の演技を残して3位につけ、12組による決勝進出を決めた。
トップ3との技量の差は歴然としていたが、乾、小林組は持てる力を出し切った。乾は「ハードだったけど最後まで歯を食いしばって泳げた」とうなずいた。
シンクロが五輪で採用された84年ロサンゼルス大会以来、日本はこの種目で一度もメダルを逃していないが、現状ではロシア、中国、スペインの3強に割って入るのは極めて難しい。
決勝ではこの日のように、伝統国の意地が詰まった演技を見せたいところだ。
フリールーティン予選得点
1位 ロシア 98.600
2位 中国 96.710
3位 スペイン 96.590
4位 カナダ 94.750
5位 日本乾 93.200
6位 ウクライナ 92.140
7位 イタリア 90.740
8位 ギリシャ 88.840