2012年8月2日(木曜日)09時03分 配信
日本の立石諒選手(NECGSC玉川)が2分8秒29のタイムで銅メダルを獲得した。3連覇を狙った北島康介選手(日本コカ・コーラ)は2分8秒35で4位に終わった。レースはスタートから北島選手が世界新ペースで引っ張る展開。しかし、140メートル付近で優勝したギュルタ選手(ハンガリー)に抜かれた。最後の50メートルはギュルタとジェイミソン(英国)がトップ争いを繰り広げ、北島選手と立石が選手3位争い。残り5メートルで北島選手を振り切り、立石選手が3位に入った。
1位 ジュルタ・ダニエル ハンガリー 2:07.28(世界新記録)
2位 マイケル・ジェーミソン 英国 2:07.43
3位 立石 諒 日本 2:08.29
4位 北島 康介 日本 2:08.35
レース後のコメント(北島選手)
「メダルを取れなかったのは悔しいけど、諒がメダルを取ってくれたので悔いはないです。前半からとばしたのは、今の自分にできる精一杯の泳ぎ。3連覇というよりこの4年間は自分への挑戦だった。ここまでサポートしてくれたすべての人に感謝したい」
(立石選手)
「あきらめないで努力してきてよかった。ゴールした瞬間はやばいと思った。金メダルを期待してくれていたんでしょうけど、これが今の力です」