2012年7月31日(火曜日)09時44分 配信
2012年7月30日、騰訊体育によると、28日の競泳女子400メートル個人メドレーで世界新記録をマークして金メダルを獲得した中国の葉詩文選手の驚異的な成績に対し、疑惑の目が向けられている。
葉詩文は男子400メートルで優勝した米国のライアン・ロクテを0.17秒上回る記録を叩き出した。この快挙に対し、記者たちから「きちんとドーピング検査はしたのか」といった質問が出された。
これに対しオリンピック委員会は「故意に特定の選手に言及することは適切ではない。陽性反応が出ていない以上、選手の成績は尊重されなければならない。メダリストに対しては厳格な検査を行なっており、検査漏れは考えられない」と回答した。
葉詩文は「私の成績は勤勉さとトレーニングから生まれました。どんな薬物も使っていません。中国人は潔白です」答え、普段の生活や趣味など、プライベートに関する記者からの矢継ぎ早の質問に対しても「普通です。練習以外の時間はテレビを見たり音楽を聞いたり、遊びに行ったり、好きなことをしています」と、16歳の女の子らしい一面を覗かせた。
女子の記録が男子を上回る。そんな時代がやってきたのでしょうか?