シンクロ・デュエット乾＆小林、公開試技

2012年7月17日（火曜日）17時57分 配信

シンクロナイズド・スイミング・デュエットのロンドン五輪代表、乾友紀子選手と小林千紗選手（ともに井村シンクロクラブ）が１６日、国体の関東ブロック大会が開催された東京辰巳国際水泳場で五輪本番用のテクニカルルーティン（ＴＲ）とフリールーティン（ＦＲ）の公開試技を行った。 　先月２６日の演技会では不調に終わったＴＲに小林選手は「インパクトを出すためにアクセントをつけ少しはよくなった」と改良に手応え。初披露となったＦＲでは乾選手は「ほかの人にはできないと思う」高さを誇るリフトをアピールした。前回の演技会で「まだ甘い」と厳しい評価を下した本間三和子委員長も「一体感が出てきた」と明るい表情。
デュエットは実施されなかった９６年アトランタ大会を除き、８４年のロサンゼルスから６大会連続でメダルを獲得中で、本間委員長は「まだ（８月５日の）本番まで時間がある。残り２週間諦めない」と伝統の継続へさらなる進化を命じた。