2012年7月4日(水曜日)08時14分 配信
日本水泳連盟は3日に開いた常務理事会で、ロンドン五輪の競泳の出場エントリーを承認したが、男子400メートルリレーについては出場申請が国際連盟(FINA)に認められなかったことが報告された。
日本は昨年の世界選手権で同種目の出場権を獲得。しかし、五輪に出場するためにはメンバー4人全員が100メートルの五輪参加標準記録Bを突破していなければならないとする新規定を日本連盟が見落としていた。国際水連の規定では、五輪の男子400メートルリレーに出場するためには個人種目にエントリーしているか、100メートル自由形の参加標準記録(50秒53)を突破していなければならない。しかし、日本水連が代表に選出した外舘祥(イトマンSS)と石橋千彰(中大)は条件を満たしていなかった。外舘と石橋は800メートルリレーには出場できる。