2012年6月27日(水曜日)09時09分 配信
シンクロナイズドスイミングのロンドン五輪日本代表が26日、東京都北区の国立スポーツ科学センター(JISS)のプールで公開演技会を行い、他競技の選手やJISS関係者ら約100人が見守る中、デュエットとチームのテクニカルルーティンを本番の衣装で披露した。
代表は海外遠征を取りやめ、国内で集中的に演技の修正を重ねてきた。実戦形式で練習の成果をチェックすることが狙いだったが、チームは動きのばらつきが目立ち、4位以上を目標に掲げる五輪へ不安を残した。
主将の小林千紗(井村シンクロク)は「粗削りだと思う」「上位国を脅かす存在になるために、スピードや正確さを高めていかなければ」と課題を挙げた。と反省。日本水連の本間三和子シンクロ委員長は「選手は危機感を持たないと」「あと1カ月、もっと緊張感を持ち理想を超えたものに挑戦して」と選手たちに奮起を促した。