2012年5月10日(木曜日)09時56分 配信
日本オリンピック委員会(JOC)は9日、都内で選手強化本部会を開き、2000年以降の夏季、冬季五輪の金メダリスト15人の体験談をまとめた「メダリストバイブル」が完成したと報告した。一般には非公開でロンドン五輪の日本代表選手に配布される。
競泳男子の北島康介(日本コカ・コーラ)、レスリング女子の吉田沙保里(ALSOK)らが、「心の強さ」などをテーマに金メダル獲得の“極意”を伝授。100ページ弱で携帯できるサイズという。
また、9日現在、21競技119種目で延べ234人が五輪出場権を獲得したと報告。選手団長を務める上村春樹選手強化本部長は「夏季五輪で日本は123個の金を取っている。ロンドンではぜひ、140個を超す成果を残してほしい」と各競技団体の強化担当者に奮起を促した。
今回のオリンピックでは、どの選手が活躍するか楽しみだ。