2012年5月9日(水曜日)19時39分 配信
日本水泳連盟は常務理事会で、6月以降に予定されている競泳日本代表選手の高地合宿について、予定通りに実施すると発表した。
日水連は男子100m平泳ぎの世界王者、アレクサンドル・ダーレオーエン選手(ノルウェー)が4月30日に高地合宿先の米アリゾナ州フラッグスタッフで急死したことを受けて協議した。同選手の死と高地の因果関係は明らかになっておらず、泉正文専務理事は「選手から強い希望があった。本人や家族の了解を得た上で万全の態勢で臨む」と説明。
今後は低酸素状態での心電図検査を行い、合宿に医師を帯同させるなどの対応策を示した。
高地合宿は男子バタフライの松田丈志(27)コスモス薬品ら8人がフラッグスタッフやフランスで3、4週間行う予定。