水泳の場合、スイミングスクールには選手コースというものがあり、早くそこまでいき、トレーニングするということが始まりとなります。
選手コースになると厳しい練習をする事により、色々な試合に参加することが出来るようになます。その試合にもランクがあり、BC級といった誰でも出場することができる試合と、年齢別の標準記録を突破したものでないと出場できない、大きな大会などがあります。
オリンピックという舞台に立つためには大きなプレッシャーに打ち勝つ強さがないといけません。その為、ジュニアオリンピックといった標準記録のある大きな試合に出場し、ベストを出すこと、決勝に残ること、表彰台に上がること、優勝すること、というのが条件となってきます。
その条件をある程度満たせる選手になってくると、日本選手権というオリンピック選考会とも言われる、最も大きな試合の標準記録を突破することとなり、無差別の予選、準決勝、決勝といった試合に参加することが出来るのです。オリンピックである4年に1度のこの日本選手権で優勝すること。という条件に、海外派遣標準記録も共にこの大会で破らないことには、いくらベストが出ていれば優勝、派遣標準記録もきれている、しかしその日は調子が悪く、3位となってしまうとオリンピックには出場できないのです。
その条件、その努力と共に、勝負強さ、つまりメンタル面の強さも必要とされるのです。決められた試合で全力を出し切る。これほど難しいことはないのです。
以上のことを満たすことにより、オリンピック。ということではなく、やはり一番大切なのは、日々努力を怠る事なく、目標を失わず、最後まであきらめないという気持ちがオリンピックでの結果につながっていくのです。
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