シンクロ・チームで日本は銀メダル獲得
2005 7/25 NEWS
シンクロナイズドスイミングの最終種目、チーム決勝のフリールーティン(FR)で日本(原田、川嶋、北尾、小林、小村、松村、鈴木、橘)が48・917点を挙げ、テクニカルルーティン(TR)との合計97・834点でスペインを0・084点上回り、銀メダルを獲得した。
この種目で日本は4大会連続の2位となった。今大会の日本のメダルは計3個。アテネオリンピック優勝の王者ロシアが99・334点で圧勝し、4連覇を成し遂げた。
シンクロ鈴木・原田組が銅メダル獲得
2005 7/23 NEWS
世界選手権の第6日、シンクロナイズドスイミングのデュエット決勝のフリールーティンで鈴木絵美子・原田早穂組(ミキハウス)が49・000点を出してテクニカルルーティンとの合計を97・334点としたが、2位のスペインにわずかに及ばず3位の銅メダル獲得となった。
この種目で日本は11大会連続のメダル獲得。今大会の日本のメダルはシンクロ・フリールーティンコンビネーションの銀メダルに続いて2個目となった。
シンクロ・ソロ優勝のデデュ選手 2005
7/22 NEWS
シンクロナイズドスイミングのフリールーティンソロ決勝を行い、フランス女王ビルジニー・デデュ選手が99.001点をマークして優勝。同種目初の2連覇を達成したが、演技終了後の会見で涙を流しながら引退を表明した。
ビルジニー・デデュ選手のコメント・・・ 「これで引退します」 今日のパフォーマンスには満足しています。予選より多くの10点が欲しかった。願わくば全部10点が欲しかったですけど、良かったと思います。タイトルが欲しかったので、ベストを尽くしたかった。これで引退します・・・。突然の引退表明に驚きが隠せない。
ソロの鈴木選手は4位 世界水泳選手権 2005
7/22 NEWS
シンクロナイズドスイミングのソロ決勝のフリールーティン(FR)で鈴木絵美子選手(ミキハウス)は48・334点をマークし、テクニカルルーティン(TR)との合計96・334点で4位になった。日本は前回の立花美哉選手の4位に続きメダルを逃した。
フランスの女王ビルジニー・デデュ選手が99・001点で史上初めて2連覇を達成した。
シンクロ・FRC日本、連覇逃すが堂々の銀獲得 2005
7/22 NEWS
世界水泳選手権第4日、シンクロナイズドスイミングのフリールーティンコンビネーションでは日本(原田、川嶋、北尾、小林、小村、小西、松村、鈴木、橘)は97.833点で2位になった。ロシアが99.333点で初優勝。FRCは前回大会で初採用、日本が優勝。金を譲った結果となった。金子チームリーダーは「高さと技術で勝負。あんなに速くても同調できる、というのを見せるしかない」。連覇は逃したが、当面の敵を抑えた価値はあるとコメントした。
新生日本、銀メダル獲得 シンクロFRC 2005
7/21 NEWS
シンクロナイズド・スイミングのフリールーティンコンビネーション(FRC)で、日本チームは97・833点で、銀メダルを獲得した。日本勢では今大会初のメダル獲得で、シンクロ勢としては11大会連続。日本は前回大会で金メダルだった。優勝は99・333点で圧倒的な強さのロシア。
スペインを抑えた11大会連続メダル、アテネオリンピック後、平均21・7歳の新メンバーでスタートしたシンクロ日本チームが、強さを世界に見せつけた結果となる。決勝では、5分6秒のシャープな演技を披露した。原田早穂、川嶋奈緒子、北尾佳奈子、小林寛美、小村恵里佳、小西貴子、松村亜矢子、鈴木絵美子、橘雅子の9人全員がそれぞれの持ち味を発揮し、“シンクロ日本”をあらためて世界に印象づけれた大会となった。
前回のバルセロナ大会では、女王ロシアが出場しないまま同種目で金メダルを獲得した。ロシアを崩すのは難しいにしても、銀メダルはどうしても死守したかった。FRCの演技を演じるチャンスはこの日2回のみ。予選ではいまひとつ持ち味を出し切ることができなかったため、新エースの鈴木選手は決勝前、初代表5人を含むメンバーに対し、「これ一回で終わりなんだよ」と気合を入れたそうだ。メダル獲得への強い決意とともに決勝に望み見事にこなしした。
ロシアは芸術点で3審判が10点満点で初制覇を果たした。それでも2番手の座を争うスペインには勝利した。「目標としていた銀メダルが取れてうれしい。剣の舞の部分をちゃんと泳げれば結果はついてくると信じていた」と原田選手のコメント。短期間で仕上げての銀メダル獲得に納得の笑顔。11大会連続のメダルを獲得したのは素晴らしいことだ。
シンクロ日本代表に“特別室” 2005 7/12 NEWS
17日からの世界水泳に向け、カナダに出発。水泳の世界選手権(7月17〜31日、カナダ・モントリオール)で、73年以来、世界選手権11大会連続のメダル獲得を目指すシンクロナイズド・スイミング日本代表が成田空港から当地に向け出発した。スペイン代表と同じホテルに宿泊することが判明、急きょ直前調整用の“特別室”を設けたとのこと。スペインは昨夏の五輪でデュエット、チームとも4位。今年4月のジャパンオープン、6月のローマオープンでも、ペアが2位鈴木絵美子選手(23)、原田早穂選手(22)【いずれもミキハウス】組を抑え優勝。日本にとって最大のライバルだ。宿敵と頻繁に顔を合わせれば、メダルへの重圧も増す。そこで「普段通り、集中して練習できるように」(金子正子シンクロ委員長)と、日本水泳連盟は同ホテルの約20人収容の大部屋を借り切った。
新生シンクロ、スピードあふれる演技 2005
7/5 NEWS
シンクロナイズドスイミングの日本代表チームが、世界選手権(カナダ・モントリオール)の舞台を遊園地に変えてメダルを目指す。東京都の国立スポーツ科学センターで練習を公開した。フリールーティンでは英国バンド「The PRODIGY」のビートの効いた曲で、スピード感あふれる演技を見せた。
アテネオリンピック銀メダル獲得の立花・武田組らが引退し、北京オリンピックに向けて大きく若返った。今大会は新生日本の方向性を強くアピールする場。「メリーゴーラウンドのように次から次へ盛りだくさんで、見ている人が遊園地にいるようにしたい」と金子委員長がコメント。アテネオリンピックの「武士道」のように、テーマを決めて臨むチームだが、今回はない。金子正子シンクロ委員長は「テーマを決めると技に走ってしまう。精神的にもまだそこまで成長していない」とスピード感重視で挑むそうだ。
メダル継承に挑む新生ジャパン 2005 7/4 NEWS
世界水泳選手権(7月17日開幕、カナダ・モントリオール)のシンクロナイズドスイミング日本代表チームが4日、合宿先の東京・国立スポーツ科学センターで練習を公開した。アテネオリンピック後に世代交代したメンバーは、午前と午後の2部練習で各種目の振り付けや表情のチェックを入念に繰り返した。ローマオープンでは、故障者続出の苦境を乗り越え、チームで強敵スペインを抑えて優勝。金子正子チームリーダーは「メンバーが変わっても日本は強いと他国に思われたのは成功」と日本の若きチームの成長を認めた。
チームのテクニカルルーティンは高い技術とパワーで、同フリールーティンは流れのある演技で、メダル獲得の伝統継承に挑む。主将の鈴木絵美子選手(ミキハウス)は「自分たちの代でメダルを取れなかった、とはしたくない。最初から思い切り、挑戦者として全種目に臨みたい」と決意を語った。
シンクロ代表は9日で国内合宿を打ち上げ、11日に日本を出発する予定。
日本、チームTRで首位 2005 6/8 NEWS
シンクロナイズドスイミングのローマオープンは8日、ローマでチームのテクニカルルーティン(TR)が行われ、日本(鈴木、原田、川嶋、北尾、松村、橘、小村、小西)が96.667点で首位に立った。2位は96.500点のスペイン、3位にはイタリアが続いている。
鈴木・原田組は2位 2005
6/8 NEWS
シンクロナイズドスイミングのローマオープンは7日、ローマでデュエットのフリールーティン(FR)を行い、世界選手権代表の鈴木絵美子、原田早穂組(ミキハウス)がテクニカルルーティン(TR)との総合得点95.667点で2位となった。アテネオリンピック4位のヘマ・メングアル、パオラ・ティラドス組(スペイン)が96.500点でTRから首位を守り優勝した。
鈴木・原田組は2位スタート 2005
6/7 NEWS
シンクロナイズドスイミング、ローマでデュエットのテクニカルルーティンを行い、世界選手権日本代表の鈴木絵美子・原田早穂組(ミキハウス)が94.833点で2位につけた。アテネオリンピック4位のヘマ・メングアル、パオラ・ティラドス組(スペイン)で96.000点で首位。サラ・ロー、ステファニー・ネスビット組(米国)が92.176点で3位に続いた。
シンクロ・ローマオープン ソロはデデュ選手が優勝 2005
6/7 NEWS
シンクロナイズドスイミングのローマ・オープン第1日は6日、ソロはテクニカルルーティンで首位に立った2003年世界選手権覇者のビルジニー・デデュ選手(フランス)がフリールーティンでも最高点を出し、合計99・000点で優勝した。7月の世界選手権(モントリオール)の前哨戦となる今大会に挑む日本は7日のデュエットに鈴木絵美子・原田早穂組(ミキハウス)が出場し、8日のチームでは優勝を目指す。
来年のW杯を目指し初の高地合宿へ 2005 5/29 NEWS
日本水連の金子正子シンクロ委員長は29日の評議員会で、7月の世界選手権(モントリオール)終了後、来季に向けた新たな強化策としてシンクロナイズドスイミングの日本代表が初めて高地で合宿する計画を明らかにした。
来年9月に横浜市で開かれるワールドカップ(W杯)に向けて計3度行う計画。代表候補選出後の今秋と、来年1月に代表選手を決めた後の2月か3月、さらにW杯約1カ月前に行う。経験のある競泳チームに海外の合宿地やノウハウなどを相談し、細部を詰めている。同委員長は「強度な心肺機能をつくりたい」と狙いを説明した。
JR西 安全諮問委に井村氏ら 社長直属「特別補佐」も新設 2005
5/25 NEWS
JR西日本は事故再発防止のために設置する安全諮問委員会のメンバー六人を発表した。
金沢工大の永瀬和彦教授(鉄道システム学)ら専門家とならび、アテネ五輪シンクロナイズドスイミング日本代表コーチ井村雅代さんが選ばれた。同社は「井村さんは教師経験もあり、社員教育について助言してほしい」と期待している。
また、安全を重視する企業風土づくりを進めるとして、社長直属の「特別補佐」を新設し、首席を含む数人を同社のOBや役員らから選ぶ。各職場に足を運んで安全上の問題点を把握し、改善策を社長に代わって本社や支社に指示する権限を持たせるという。
コーチは元日本代表鮫島千晶さん 高知シンクロクラブ
2005 5/18 NEWS
シンクロナイズドスイミングの日本代表チームの一員として世界選手権やワールドカップで活躍した鮫島=旧姓・渡辺=千晶さん(28)が昨年末から「県水泳連盟高知シンクロクラブ」(園児から高校生まで25人が所属)で指導に当たっている。世界の一線で活躍を続けただけに、鮫島さんの指導は説得力十分。経験を生かした分かりやすい指導で、子どもたちに競技の魅力を伝えている。
鮫島さんは京都市の出身。体を鍛えるため3歳で地元の名門スイミングクラブに入り、小学3年の時に指導者の勧めでシンクロを始めた。高校2年の秋からは全日本のヘッドコーチだった井村雅代さんの井村シンクロクラブに所属。ジュニアの世界選手権に出たほか日本選手権で優勝してはいたが、世界大会に出場するA代表8人のラインには一歩届かなかった。
その壁を突き抜けたきっかけは、日本が銀メダルを獲得した平成12年のシドニー五輪。仲間の演技に感動し、「自分もあの場にいたい」と痛感する。それまでの「受け身の練習」が変わった。背水の陣で井村さんの特訓を受け、23歳で念願の代表入り。翌年、福岡の世界選手権で銀メダルに輝いた。
当初はこの大会を最後に引退を考えていた。しかし、燃え尽きていない自分を感じた。 その後も努力を重ね、毎年開かれる代表選考会を突破。14年のチューリッヒワールドカップで銀。15年のバルセロナ世界選手権ではチームが銀、ソロ、デュエットとチームを組み合わせて競う新種目では金メダルを獲得した。15年冬のアテネ五輪代表選考会で惜しくも代表入りを逃した後、「やれるだけのことはやった」と27歳で現役を引退した。
昨年10月、医師で夫の光博さん(33)の転勤で結婚後すぐに高知市へ。その情報を聞いた県水泳連盟理事の寺尾緑さんがコーチ役を依頼、光博さんの「選手はコーチをして競技人生が完結する」との後押しを受け、鮫島さんも快諾してくれた。
現在は小中高校生の指導に当たっており、大井美空さん(10)は「泳ぐ練習はきついけど、つま先や手の伸ばし方がよく分かった」。高校生も「練習のつらさを分かった上で教えてくれる。できないことができだしたんですよ」と声を弾ませる。
現在は6月に岡山で開かれる大会に向けて追い込み中。鮫島さんは「シンクロの楽しさは仲間と目標に向かって苦しさ、楽しさを分かち合うところ。子どもたちには笑顔で楽しく泳いでほしい」と目を輝かせていた。
シンクロ代表に鈴木、原田ら10人(世界水泳)
2005 4/13 NEWS
世界選手権(7月、カナダ・モントリオール)のシンクロナイズドスイミング日本代表10選手を発表した。アテネ五輪のチームで銀メダルを獲得した鈴木絵美子と原田早穂(ともにミキハウス)らが選ばれた。
鈴木&原田がデュエット新女王!2005
4/5 NEWS
日本のリーダー。すなわち「後継者」。選手権初優勝となった鈴木・原田組が、シドニー、アテネ五輪2大会連続で銀メダルを獲得して引退した立花美哉、武田美保組の跡を継ぐ。
新女王コンビ。昨年12月にペアを組んでから、初めて臨んだ国内最高峰の大会で堂々の初制覇。「自分たちが持っているものをすべて出し切れた」。期待通りの成績を残した2人は、安どの笑みを浮かべ向かい合った。
日本は五輪、世界選手権ではソロを除いて必ずメダルを獲得。7月の世界選手権(カナダ)が2人の試練の場になるが、ソロでも初優勝した鈴木は「自覚、自信をもって練習に臨む」。自らに言い聞かせる口調だった。
鈴木、原田組が初優勝 シンクロ日本選手権2005
4/4 NEWS
シンクロナイズドスイミングのジャパン・オープンを兼ねた日本選手権最終日は4日、東京辰巳国際水泳場で決勝のフリールーティン(FR)を行い、デュエットの鈴木絵美子、原田早穂組(ミキハウス)はテクニカルルーティン(TR)との合計95・418点で初優勝した。外国選手を含めたジャパン・オープンでは96・250点のヘマ・メングアル、パオラ・ティラドス組(スペイン)に次いで2位だった。
ソロは鈴木選手が94・500点で初制覇し、ジャパン・オープンは2003年世界選手権優勝のビルジニー・デデュ(フランス)が圧倒的な演技を披露、98・751点で2年ぶり3度目の優勝を果たした。チームは井村シンクロクラブMが勝ち、同クラブに2年ぶり9度目の優勝をもたらした。
世界女王デデュがトップ シンクロの日本選手権2005
4/4 NEWS
シンクロナイズドスイミングのジャパン・オープンを兼ねた日本選手権で3種目の予選のフリールーティン(FR)を行い、ソロで2003年世界選手権優勝のビルジニー・デデュ選手(フランス)がテクニカルルーティンとの合計98・501点で、2位の鈴木絵美子選手(ミキハウス)に4点以上の大差をつけて4日の決勝に進んだ。3位は原田早穂選手(ミキハウス)。
デュエットはヘマ・メングアル、パオラ・ティラドス組(スペイン)が95・834点の首位で決勝進出。鈴木、原田組が94・668点の2位で日本勢トップ。アップテンポの曲に乗って、勢いで押しまくる。デュエットの鈴木、原田組は思い切りのいい演技で、前日のテクニカルルーティンに続いて日本勢のトップに立ち、決勝に進んだ。自己評価は「60点」(鈴木)と不満足。元気のよさをアピールする分、後半は息切れして動作がずれる場面も。小川コーチは「よくない。後半沈んできた」と決勝への課題を挙げた。
チームは、井村シンクロクラブMが93・667点の1位で予選を通過した。
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