■背泳ぎ
Q:背面の姿勢を怖がるのですが、どうすればいいの?
A:今までクロール練習で下を向いていたのが、いきなり上に向くということは、大人でも難しいことです。特に不安定ですし、恐怖心から直に立とうとするため、腰が引け、状態が立ち姿勢になっていきます。
この時は、まず、安心させてあげることです。背面姿勢での補助は大切で、ひとつ間違えると恐怖心を植えつける結果になってしますので、注意しましょう。
必ずはじめは後ろから抱っこするような体制で、子どもの後頭部を自分の肩に乗せ(肩浮き練習)、両手は抱っこから背中の浮き身を補助し、徐々に水平姿勢と変化していきましょう。そこで、子どもと少しお話することも大切です。話をすることによってより安心感が出てきます。肩浮き姿勢が出来て少し余裕が出てくると、次は片手で後頭部を補助し、もう片方の手で、背中を補助します。ここで背面姿勢の完成。
水面に耳が隠れるぐらいまで水につけないと水平姿勢はとれませんので、ここも忘れずやりましょう。 ここまで出来たらあとは、少しずつ手を離し、自分で浮けるようにもっていきましょう。
あせってはダメです。ゆっくり会話しながら補助してあげると、必ず出来き、自信がつけば嫌がりません。
Q:背泳ぎを上手く泳ぐにはどうすればいいの?
A:背泳ぎは上を向いて泳ぐため、水中での動作や、頭の上の部分の動作が見えないため、分かりにくい泳ぎです。ストロ ークの練習方法は、自宅の鏡の前でストロークの練習をするのも効果的ですよ。
大切なのは、姿勢づくりです。腰が下がったり、あごを出し過ぎたりすると、姿勢が崩れ、進みにくい状態をつくってしまいます。また、キック力にも大きな影響があり、キックが上手く出来ない方やキック力の弱い方は、先程の姿勢づくりにも影響し、推進力も生みません。ストロークのリズム、キック強化、タイミング、それと姿勢づくり、これらをきちっとマスター出来るように頑張って練習してみましょう。何かひとつでも欠けると泳ぎにくくなりますよ。頑張ってくださいネ!
Q:背泳ぎの呼吸はいつするの?
A:背泳ぎは常に水面から顔を上げている状態なので、いつでも呼吸が出来ると思っておられる方も多いと思いますが、コンビネーションで泳いでいると、意外といつでも吸えないものです。
まずは利き手を水面に上げるリカバリーの動作に入るときに息を口から吸うようにしましょう。鼻からは吸わないでくださいね!水を吸い込んでしますと涙が出るほどイタイですよ〜では頑張って練習してみましょう!
Q:背泳ぎのキックが沈んでしまいます。どうすればなおりますか?
A:背泳ぎのキックは水平姿勢を保ちながら、腰の付け根の太腿から動かすことが大切です。そのキック動作の時に付け根が曲がりすぎたり、膝が曲がりすぎたりと下半身が沈むことになりやすいです。足をリラックスさせた状態で指先から足の甲にかけて水圧を感じるようにけることがポイントです。まずは腰掛けキックから始め、プールサイドに寝そべって太腿から水に入れ、キック練習をすると良いでしょう。
しかし、原因はいくつも考えられますので、キックを練習する前に、背浮きができていないと、恐怖心から沈むということも考えられます。
背浮きは完璧にできましたか?さあ練習してみましょう。
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