■no.19
「あのジュニアオリンピックは何処に」
先日、行われました
「全国ジュニアオリンピック」を観戦していて思ったことを書きたいと思います。
今回のジュニアオリンピックは例年よりも人数も種目も大幅に増えて大変活気のある競技会なっていました。
でもその裏では「全国大会」という威厳みたいな物が少しづつ薄れてきているのではないでしょうか?
底辺を広げていく事については大賛成なのですが、ここまで人数が増えてしまうと会場のキャパを越えてきますので、
選手のアップから考えていかなくてはなりません。
全国大会になりますともう少しゆとりのあるアップや控え場所を創造してしまいますが
今回のジュニアオリンピックはその予想を悪いほうに裏切る結果になったのでないでしょ うか?
年齢区分の細分化もいいですが、そればかりに頼っているよう気がしいます。
実際は子供達にとって良い経験のできる場になっているとは思いますが、この調子でこれからも走ってしまうと
「全国ジュニアオリンピック」としての価値そのものに変化をきたしその競技会を目指して行くものが少なくなってしまう
のではと少し不安に思います。
色々と工夫して考えて頂いているとは思いますのが、このような感覚もあるということを偉い人にもわかって頂きたい
と思いました。
ですが、底辺を広げた事によって水泳を継続して続けてくれる選手が増えた事には非常に感謝しています。
これからも、良い競技会の運営を目指してがんばってください。